satok weblog

「直読英語の技術」に載っている「厳選ミニマム英文法」との表題の文法の項目集です。これだけやれば、とりあえずは十分のようです。
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捨てられない文法事項
１　品詞を覚える
２　名詞の区別 普通名詞と固有名詞，（＋物質名詞と抽象名詞）
３　代名詞の区別 人称・所有・指示・再帰・否定・疑問・関係
４　動詞の区別 活用，時制，自動詞vs他動詞，能動態vs受動態，仮定法，命令形，不定詞，動名詞，時制の一致，直接話法・間接話法
５　助動詞
６　形容詞（比較級も含む）
７　副詞
８　冠詞
９　前置詞
１０　接続詞

厳選リストからあえてはずした文法項目
・文型
・時制（のうちの 未来完了，現在完了進行，過去完了進行，未来完了進行）
・節と句 （名詞節，形容詞節，副詞節，名詞句，形容詞句，副詞句）
・分詞構文（完了形の分詞構文，独立分詞構文）
・修辞疑問文，不完全自動詞
・主格補語，目的格補語，直接疑問文，間接疑問文，関係副詞

http://satok.asablo.jp/blog/2011/03/05/5722497
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以下のサイトではこの項目集に対して、以下のように主張しています。
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文法用語を覚えるかどうかの話ならば，もっと大胆に削ることもできるだろう。逆に概念的な理解の必要性の観点ならば，僕としては「文型」「節と句」ははずせない。むしろ「時制の一致」「話法」を削除したい。
僕のイメージする最低限文法は，

・単語にはその機能別に品詞が存在すること
・単語が集まって句･節を作るが，その句･節には名詞，形容詞，副詞（，＋動詞句）という機能しか存在しないこと
・その句･節が集まって文を作るが，そのパターンは5つ（または6つ，7つ）しかないこと

という文法の全体像を理解してもらうことであり，それさえわかってしまえば個々の単語，句，節がどれに当たるかを考えていくだけで英文のしくみは理解できる，ということだ。むろんこれは万能ではないのだが，「だいたいこんなふうに英語はできている」ということを理解できればずいぶんと展望が開けると思う。

http://www.where-are-we-going.com/for_students/topics_for_students/2008/11/how-far-is-grammar-necessary2/
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細かく見ると色々議論はあると思いますが、ここら辺を中心にやると良さそうですね。　(^^)

英文法を学ぶ上での疑問に答えてくれます。なぜ「不定詞」と言うのかとか、「分詞」となぜつけられたのかなど。英文法の勉強途中に有用になるでしょう。
説明が妙に易しく書いてあるので、ちょっと取っ付きにくい面がありますが、中高生には良いかもしれません。

英文法の疑問―恥ずかしくてずっと聞けなかったこと (生活人新書) ／大津 由紀雄 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E6%96%87%E6%B3%95%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F%E2%80%95%E6%81%A5%E3%81%9A%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%81%9A%E3%81%A3%E3%81%A8%E8%81%9E%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BA%BA%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%A4%A7%E6%B4%A5-%E7%94%B1%E7%B4%80%E9%9B%84/dp/4140881194/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1299297652&sr=1-1

筆者の実践結果に基づいて記載されています。やはり文法は必須だが、細かい所まで知っている必要は無く、その文法学習項目を厳選および覚えるコツを教えてくれます。

わからない単語があっても、直ぐ辞書を引くのではなく、前後の文章からその単語の意味を想像するのが良いそうです。想像する為にはその分からない単語の数が少ない方が良く、これは先にご紹介した「やさしく、たくさん」にも通じることと思います。

英文を読むのも速読が良いそうです。速読は昔から言われる学習法と思いますが、その根拠は何なのでしょうね？

直読英語の技術―こんなふうにやれば、どんどん読める／加藤 恭子 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E7%9B%B4%E8%AA%AD%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%E2%80%95%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%B5%E3%81%86%E3%81%AB%E3%82%84%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%80%81%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%93%E8%AA%AD%E3%82%81%E3%82%8B-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E6%81%AD%E5%AD%90/dp/4484052156/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1299285725&sr=1-1

この書籍はamazonでは中古でしか入手出来ず、1575円が3142円からになっております。その他の書店でも品薄です。

易しい英文を沢山読む方が良いそうです。この学習法は米国の言語学者スティーブン・クラッシェンの第二言語獲得理論であるcomprehensible input（理解可能なインプット）をベースにしてるそうです。簡単な書籍で数時間で読み終わりました。

無理をせず、中学レベルの簡単な英文、学習内容を繰り返すそうです。確かに、使っている単語は易しいのに意味があまり分からない時がありました。色々な簡単な文章に多く触れるとそう言うのは少なくなり、理解力が向上しそうで、それなりに説得力がありそうです。筆者のHPを読むと、実例が紹介されています。筆者はNHKの言語番組に出ているようです。

このやり方を一部取り入れたいと思います。

英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ)／伊藤 サム (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/477002925X/ref=ord_cart_shr?ie=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5

著者のHP
http://homepage1.nifty.com/samito/

「Basic Grammar in Use」が文法教材として紹介されています。書店で実物を見ましたが、結構な厚さがあり、ちょっと引きそうですが、良いのでしょうね。　(^^;

http://homepage1.nifty.com/samito/grammar2.htm